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あのボタン何に使うんだよ。

自作キーボードを作ろう! その3 - 組み立てと展望編

前回までの「自作キーボードを作ろう!」は

自作キーボードを作ろう! その1 - 決意の朝に編 - CapsLock.Note

自作キーボードを作ろう! その2 - 下準備編 - CapsLock.Note

要約:
勢い余ってErgo Dashキット購入

ダイオードをぶっ刺す

はんだごて、はんだ、こて先を購入していざ、はんだ(イマココ)

※この記事はだいぶ思い出しながら書いているため、正確性は保証できません。細かい技術についてもこの記事の内容を参考にした結果については責任を負いかねますのでご注意ください

今回利用した物資一覧

カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W470Ω (100本入): パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W1kΩ (100本入): パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

NchMOSFET 30V5A IRLML6344TRPBFTR (10個入): 半導体(モジュール) 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

マイコン内蔵RGBLED WS2812B (2個入): LED(発光ダイオード) 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

組み立て

はんだづけたのしいぞ!

はんだ付けで役立ったもの
・使わない雑巾(こて先を綺麗にするため。正直ちゃんと台買えばよかった)
・ペンチ(コテ先変えるため)
・ニッパー(はんだづけのあとに余った部分を切断するため)

完全に舐めてたんですけど通電して数秒で触れないぐらい熱くなるんですね。ヤベェなこいつ。熱かった。

基本のダイオードの設置

そして動画*1の見よう見まねで熱して...溶かして....
とはいえうまくいくわけないんですよね。
片手分の半分ぐらいはまちまちの感じになったし1時間オーバーかかりました。のち続けていくと2枚目は2/3ぐらいの時間でしかも精度も倍ぐらいよくなった。
なんでもそうですがだんだんうまくなっていく、この成長の感じは素敵。それだけでも楽しい。
結果的に2枚分の基本のダイオードの設置にはおおよそ2時間ぐらいかかりました。まぁこっからは慣れたんでどんどんできるでしょう。

LED Optionむけの抵抗*2設置。

さらにここからLEDのために抵抗器の設置。片側約1時間(はんだづけ込)。もう片側に1時間。

ここで気になったのは抵抗の「方向」である。ダイオードは向きに気をつけなければならなかったが、どうやら抵抗には向きの概念はないらしい。無駄な抵抗だったな。マークについては意味があるらしいので整備性のためにできるだけ統一感のある設置を心がけた。それ以外は差して、はんだ、の繰り返しだったのでダイオードと同じ作業、比較的スムーズに進んだ。

ガンガンやって気づいたことははんだの溶かす量を見極めることの重要性そうだということ。ランドと部品をしっかり熱するのはもちろんなんですが、流し込みすぎると裏側(表面)にすげぇ山が出来てしまう...

TRRSジャックとダクトスイッチも取り付けるとしか書いてなかったわけだけど、こちらもはんだづけであってた。

スプリングピンヘッダのとりつけ

将来的にProMicro*3BluetoothやType-Cに換装する可能性も視野に入れ、取り外しができるようにしておく。付属のドキュメントにもあったけど、スプリングピンヘッダには向きがある。気をつけよう。またはんだづけをする箇所としない箇所がある。これにも注意。Promicroの設置は左手側に決定(PCのポジション的にそっちがUSBコネクタが近いという都合)

以下は今回諸々かなり参考にした記事。特にPro Microがらみでは、MogeMicroに関しては一読の価値あり。

hinastory.github.io

mosfetの取り付け

想像の1000倍小さいパーツで今考えればこちらも表面実装部品なので予備ハンダするべきだった。かなり汚い感じになったんだが通電してるんだろうか。不安しかない。

Underglowのとりつけ(コツ)

270度でやりました。
切り欠きがすごいわかりにくいうえにたぶんフラックス塗布→予備ハンダ→1ヶ所とりつけが正解。フラックスなしだと予備ハンダがやややりにくい印象。*4

キーボードレイアウト

スタビライザーの設置、レイアウトの決定

ここで裏表と左右が確定した。スタビライザーはもちろんキースイッチをつける表になければならない。そしてGitのキースイッチ設置の画像にはダイオードや抵抗が映っていないし、キーボード自体の下を照らすRGBがついている面は絶対に基盤の裏となる。以上のことから裏面が確定し、自動的に左右も決定した*5

キーボードのレイアウトに関しては両手とも親指の押しやすい位置に2Uサイズを持ってくる予定である

スタビライザーの静音対策については以下の記事が良かったです(僕はまだできてませんがこれ見るとやった方がいい気がしてくる)

arekore.netlify.app

ファームウェアの焼き込み苦労話

Qmk-firmwareのINSTALLL.shコマンドでインストールされるはずのavr-gccがない。どこにもない。windows10 msys2 64bitでのことである。
現象としては、makeコマンドを実行してコンパイルしようとするとavr-gccコマンドが見つかりませんのエラーを吐くと言った具合だ。
本来であれば環境構築を一通り終わったあとにはqmk_utilsの中にavrに関するファイルなどが出来上がっているはずだが、それがない。そりゃあ実行できるはずがない。
散々PATHが通ってないんじゃないのとかなんだとか色々と見てきたが、ウチの環境での解決策はこうである。

Util/msys2_install.shを実行すると2回ほどデフォルトallのインストールチェックがあり、そのあとA/C/F/Nを選択してドライバをインストールする項目がある。いくつかの資料ではここもAでOKという感じだったのだが、ここでNを選び、以降の選択でYを選ぶと必要なドライバなどがインストールされる。

Flipinstallerが動いてAVR based keborads...をインストールするか聞かれるのでy。avr8-gnu...を落としてきてAVR toolchainをごにょごにょし始める。そのあともパッケージもy。さらに次にARM based keyboardうんたらを聞かれるのでこちらもy。
超長いコマンドが走るので座して待つ。

1番最後に「オートで今やっとくけどあとで主導でやる?」ときかれるのでy(オートでお願いします)で完了。

問題なければinstallation completed...と出るはず。これで再起動すればqmk_firmwareディレクトリでmakeコマンドが使える。

というわけで、ここにたどり着くまでに5~6時間ぐらいかかったうえに10回以上msys2をインストールし直した。拷問だ。

これでmsys2/home/(ユーザー名)/qmk_utilsの中にavr8-gnu...が出来上がっているはず。

ちなみにmacOSでのhomebrewを使った環境構築もやる機会があったが、そちらはエラーもなく非常にスムーズに進行した。

残した作業と今後

さてどんどんと基盤部分の完成は近づいてきているが、困ったことが残っている。
キースイッチ選びとキーキャップ選びである。
スイッチは煩くなくて軽やかなのがいい。
だいたいおおまかに3タイプあるらしい*6
打鍵感がある程度欲しいが音は煩くない方がいいので茶軸・タクタイル系を選ぶことに。しかし、これらのキースイッチをテストできる場所はない。CHERRY MXは店頭で試せるが、互換のKalihなどは大阪の店頭にはそうそうない。そこで、散々グラフ(リンクグラフの見方)や感想をみて厳選した3点をそれぞれ10個(1パック)ずつ注文してみた。それぞれワンコインぐらいなので全然アリだろう。テスターは3000円ぐらいするのでなんともいえない。全部自分で試したい!となるなら絶対買った方がいい。

キーキャップはもちろん工房さんの画像などを見ていたので、それに近い構成にしたい。やたら高いのは見つかるんだが、手頃な価格でかっこいいキャップがなかなか見つからない。たとえばゆうしゃこうぼうさんにあるセットとかはかなりかっこいいが高いものが多い

些末なことだが今回はTRRSケーブルとMicroUSBケーブルにもこだわりたい。ショボい白いケーブルでは面白くないので編み込みのものを探すつもりである。